FG-301のリペア。その5
こんにちは!
この土日は一歩も外に出ませんでした。こーもりです。
今回は、一番の大作業である弦高調整を行なっていきます。
まず今の弦高を測ってみましょう。
すごい見づらいですね・・・
6弦:3.5mm
1弦:3.1mm
となっています。
流石にこの状態で弾くのは苦しいので、ピッタリ1mm下げくらいを狙いたいですね・・・
トラストロッドはもうこれ以上回らないので、ブリッジとサドルを削って1mm下げを狙いたいと思います。
ブリッジを削るのはカンナでいきます
ある程度気が済むまで削ったら次にサドルを削っていきます。
サドルはご家庭内にありますヤスリで根気強く削っていきます。
当方は、万力に挟んで削っているのですが、そこで事件が起きました。。。
万力でちょっと力かけたらポキッと逝ってしまいました。。。。
たまたま以前作ったサドルの端材(牛骨)があったので、それをうまく補修して新しいサドルも作成しました。(ストックとか余った端材は残しておくもんですね。)
作ったサドルを付けて弦高測ってみました。
ぼやぼやですね・・・w (撮るの難しいんですってw)
6弦:2.5mm
1弦:2.1mm
狙った通りの弦高になりましたね!!
これで無事にFG-301も使えるギターになりました!
リペアしたギターはこちらです。
ちょこちょこ配信とかなんかで使っていけたらいいななんて思ったりしてます。
もうギターも置ける場所がないので、しばらくリペアとか新しいギターは作ることないと思いますが、気ままにたまにブログでも書いていけたらいいなと思います。
今回はこの辺で終わりたいと思います。
それでは!
FG-301のリペア。その4
こんにちは!
最近寒くなりましたね〜毛布を足しました。こーもりです。
今回はペグの取り付けとフレット磨きをします。
今までのリペアしてきたギターは、シルバーペグをつけてきたのですが、今回少し奮発してゴールドペグにしました。キーストンなのもこだわりです!
ここからはいつも通りですね。
爪楊枝で穴を埋めて〜
穴に対してスカスカなので、マスキングテープをぐるぐる巻いてちょうどいい感じにして〜
完成!
あとは、フレットを磨いて今日はおしまいです。
すごいくすんでいますね・・・
こんな感じになりました。
定期的にフレットは磨きましょう!
今回はあっさりしてしまいましたが、次回は一番の大作業弦高調整です。
それでは!
FG-301のリペア。その3
こんにちは!在宅慣れすぎて朝から出社が厳しい身体になってしまいました。こーもりです。
前回は、ネックの順反りを修正していきましたね。
今回はバフ掛け、バインディング接着、ナット接着を行っていこうと思います。
バフ掛けは写真にある工具、溶剤を使って行いました。
インパクトってバフ掛けも出来るので便利ですね。
これがバフ掛ける前です。すごいくすんでますね〜w
さすが未整備品!!
バフ掛けるとこんなにもくすみがなくなりツルツルテカテカになります!
次にナットを接着します。
こんな感じで接着しました。
最後にバイディング接着をします。
その1でも貼りましたが、バインディングが千切れているんですよねぇ・・・
FG-301のリペア。その1 - coomori’s blog
バイディングはここから買いました
このバインディングだと厚みはほぼ一緒なのですが、高さが合っていないのでバインディングを削ります。削りは地味なので写真は撮っていません。
削ってあとはまたクランプで接着放置します
接着した後です。ボンドでガビガビだったりチリがあっていなかったりなので、のちほどやすって整えておきました。
次回は、ペグ交換とフレット磨きをします。
それでは!
FG-301のリペア。その2
こんばんは!
ということで、前回は届いた直後の状態について書きました。
今回は、順反り修正編について書こうと思います。
みなさんネックの状態は気にされたことがありますでしょうか。
僕は正直リペアをするまで知らなかったし、なんなら変わらんやろ!って興味もありませんでした。 でも、実際ネックが極端に反っているとかなり弾きづらいですし、音もゴミみたいな音が出ます。
そんな訳で、今回落札したFGは極端に順反りになってしまっているので修正します あまり写真ないので、雑にどんなことしたかを紹介します。w
まず、最初にトライしたのが、圧をかけて元通りにする方法です。
実際に1週間ちょい試しに置いてみたのですが、びくともせず。。。
そりゃそうですよね。もうほぼ半世紀に近いビンテージギターなので、木も堅くなっているでしょうし。。。
ということで、この作戦は諦めました。
なかなか次はどうしようか方向性が見つからず、仲の良い人に相談したり、色々調べていくと、なんとアイロンを使って木を温めて修正するというやり方があるみたいだったので早速やってみました。
やっている方などを見ると大体10〜20分くらい熱を加えて冷ますを繰り返すといいと書いてあったので、最初は参考にしていたのですが、全然よくなる気配がありませんでした。
そこで、いっそのこと1時間とか2時間くらい熱加えとけばいけんじゃん?って思いギターが燃える覚悟で試したところなんとそれなりに修正できました
少し見づらいですが、元々かなり弓のように反っていたのが、かなり真っ直ぐになったかと思います。(後から撮ったので、リペアの順序がめちゃくちゃw)
※1時間とか長時間やるのはオススメできません。
そんな感じで、ネック反りの修正は完了です。
次回は、バフ掛けと指板のバインディング制作ですね。
今日はこの辺で。 それでは!
FG-301のリペア。その1
こんばんは!
だいぶお久しぶりな気がしますね。こーもりです。ブログって長続きしないんですよね。ww ということで、実は最近ヤフオクでFG-301を落としたんですね。 そいつをリペアしてこうと思い、まずは皆さんに現状をお見せしたいなと。デスクに向かっております。
今回落札したのは、YAMAHA FG-301ですね。3,700円で落札しました。
「丸ごと一冊 YAMAHA FG」を見ると、1975〜1978に生産されたようですね。
トップ:エゾ松
サイドバック:パリサンドル
ナット:A.マホガニー
指板:パリサンドル
下駒:パリサンドル
状態を写真通して見ていきましょう トップとバックです
放置されていたのか結構くすんでいますね。。。バフ掛けは必須ですね。
ヘッドの部分です。
ペグの状態えぐいですねw 腐食しまくってるし、これは交換しなきゃでしょう。
また、指板横のバインディングもかけちゃってるんですよね・・・
バインディングも買わなきゃですねー・・・
見た目はこんな感じです。かなり状態は悪め。ネックもえぐい順反りしているので修正作業も発生しそうです。。。(ネックウォーマーとか持ってないんだけど・・・w)
こんな個体をつらつらとリペアしてブログに載せたいと思います。
今日はこの辺で。次回へ続く。
自作ギターはじめ〼 Day3
こんばんは、今回は、パーツ取り付け編(多分最終回)ですね。
取り付けるパーツとしては、
- ペグ
- ピックアップ
- テールピース
- ブリッジ
って感じですね。 それではいきましょう
ペグ
つけたペグは、GROVER 102NVです。 はい、結果だけ載せます。ガタガタw
次取り付ける時は、綺麗にしようと思います。すみませんでした
ピックアップ
ピックアップは、
フロント:エピフォン純正 リア:ギブソン ’57 Classic
ピックアップは、はんだ付けをする必要があるので、説明書見ながらやります。
元々付属で付いてきてはいるんですが、絶対ゴミピックアップな気がしたので、交換しました。あと訳分からなくならないように、マスキングでわかりやすいようにしておきましょう。
はんだ付けが終わったらあとは、穴からノブやらなんやらを出してピックアップは完了です。
穴から出すとき、めっちゃ難易度高くてキレてました。w
テールピース&ブリッジ
ここも変えました。両方ともGOTOH製ですね。
ここで、トラブル発生なんですけど、テールピースの穴がどうやらびみょーーーーーーーーーに傾いてて綺麗にハマらない事件が発生しました;;
ハンマーでぶち叩いて無理矢理入れました。めでたしめでたし。
さらっとピックガードつけたり、ストラップピンつけたりしました。
そんなこんなで弦も張って完成です!!!
自分はネックの反りは特になく適正な弦高だったので、張って終わりました。
今回はどんくらいでしょうか、多分4〜5日くらいで完成したような気がします。ES系は初心者殺しだと思うので、これから作る方はテレキャス、ストラト辺りがいいと思いました。マジでしんどかった。
参考になるかわかりませんが、これで自作ギター日記終わります。全編に渡ってご覧くださった方ありがとうございました。
自作ギターはじめ〼 Day2
こんばんは。ということで、前回は塗装の準備とネックの接着をしていましたね。
今回は塗装編になります。(ちっこいPCを持ち歩いて今書いてるんですが、キーボード配列が特殊すぎて打ちづらい・・・)
前回の続きでネックの接着が完了しました。 見てください絶妙に浮いてます・・・w 今回は勉強として次回頑張りましょう(次回があるとは言ってない)
塗装する前に、各部穴・指板・ヘッド・バインディング・Fホールの中をマスキングします。Fホールと小さい穴たちはティッシュ詰めるでもいいと思います、
準備ができたら、ギターを吊るして天日干ししてください!!!!!!!!!はい。なんで吊すかというと、単純にあまりベタベタ触れないのと、いっぺんに塗っちゃいたい。つまり、横着したいので吊るしました。みんな吊るしてるしね。
今回は赤色にしました。自分のESといえば赤のイメージです。スプレーはコーナンで買いました。
写真多くてうざいなって思ってる方、正解です。備忘録なのでいいんです。 んで、僕は3度塗りしました。ちょうど1缶使い切りました。たぶん重ね塗りは必須だと思います。三度塗りするとこんな感じ。塗装→放置×3で1時間半くらい。
塗装が終わったら、次にニスを塗ります。何故、ニス塗りが必要か。実はバインディングのところを削ってるときに、ちょいちょいボディを削っちゃったんですけど塗装剥がれちゃったんですよね。。。なので、必要なんだなって思いました。
ニスは家にあったこいつを2本使いました。
二度塗りしました。これも塗装と同じくニス散布→放置×2で1時間くらいですね。
あとは、マスキングを剥がして塗装編終わりです。お疲れ様でした。
次回は、組み付け編になります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。