FG-301のリペア。その2

こんばんは!

ということで、前回は届いた直後の状態について書きました。

今回は、順反り修正編について書こうと思います。

みなさんネックの状態は気にされたことがありますでしょうか。

僕は正直リペアをするまで知らなかったし、なんなら変わらんやろ!って興味もありませんでした。 でも、実際ネックが極端に反っているとかなり弾きづらいですし、音もゴミみたいな音が出ます。

そんな訳で、今回落札したFGは極端に順反りになってしまっているので修正します あまり写真ないので、雑にどんなことしたかを紹介します。w

まず、最初にトライしたのが、圧をかけて元通りにする方法です。

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実際に1週間ちょい試しに置いてみたのですが、びくともせず。。。

そりゃそうですよね。もうほぼ半世紀に近いビンテージギターなので、木も堅くなっているでしょうし。。。

ということで、この作戦は諦めました。

なかなか次はどうしようか方向性が見つからず、仲の良い人に相談したり、色々調べていくと、なんとアイロンを使って木を温めて修正するというやり方があるみたいだったので早速やってみました。

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やっている方などを見ると大体10〜20分くらい熱を加えて冷ますを繰り返すといいと書いてあったので、最初は参考にしていたのですが、全然よくなる気配がありませんでした。

そこで、いっそのこと1時間とか2時間くらい熱加えとけばいけんじゃん?って思いギターが燃える覚悟で試したところなんとそれなりに修正できました

少し見づらいですが、元々かなり弓のように反っていたのが、かなり真っ直ぐになったかと思います。(後から撮ったので、リペアの順序がめちゃくちゃw)

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※1時間とか長時間やるのはオススメできません。

そんな感じで、ネック反りの修正は完了です。

次回は、バフ掛けと指板のバインディング制作ですね。

今日はこの辺で。 それでは!